動画を作る時に大切な2つのポイント

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動画を作る上で明確にしておかなければいけないことが2点あります。それは「なぜ作るのか?」「どうしたいのか?」。簡単に言えば「理由と目的」です。

これは動画制作だけでなく、ビジネス上のあらゆるシーンで必要となってくることですが、特に動画制作で上記2点を強く意識しておかないと“ただオシャレなだけ”“ただ目立つだけ”になってしまいます。

今回、サンプルとして弊社が制作した動画を題材に、どういうプロセスを経て弊社が動画制作しているかをご説明したいと思います。

(サンプル:淀川区で朝日新聞を配達する横山新聞舗さんのPR動画)

徹底的にヒアリングを行い解決策を見出す

【抱えていた問題】
・お客さんの減少
・朝日新聞に対するイメージ悪化
・新聞配達以外で行っている活動の低い認知度
・人手不足

【動画を作る理由】
横山新聞舗さんは本業の新聞配達以外に様々な活動を行っています。例えば、防犯腕章を付けて新聞配達し、町の安心・安全に少しでも貢献したり、お年寄りの困り事を解決するサービスを格安で提供したりしています。
これらの活動内容を地域の方々に知ってもらい絆を深めることが、問題解決の第一歩になると判断。
そんな横山新聞舗の活動の1つに、ベートーヴェンの第九を1000人で合唱する「1千人の第九」というイベントがあります。横山社長が10年前に立ち上げ、多くの人の助けを得ながら毎年年末に開催しているイベントです。
このイベントが2014年の回で10週年を迎えました。そこで、横山新聞舗の活動をまとめたPR動画を作り、イベント参加者の多くが購入する「記録DVD」に入れることに。まずは、横山新聞舗とゆかりのあるイベント参加者への認知を狙ったのです。

【目的】
・親しみを感じてもらい、ファンになってもらう。そうすることで、解約件数を減らし、新規の顧客を増やす。
・本業以外の「まごころサポート」や「新聞バック作り」などのサービスを知ってもらい、体験してもらう。これらのサービスを通して絆を深め、永続的な関係を築く。
・社長の人柄、職場の雰囲気、仕事の意義を伝えることで就職希望者を増やす。

目的達成に向けてクライアントの魅力を引出す

以上のことを、横山社長と弊社で共有しました。その上で、具体的にどんな内容にするのかを詰めていったのですが、実はめちゃくちゃ悩みました。

1番シンプルなのは、インタビュー形式で横山社長が語るという内容です。しかし、それではダメだと本能的に感じました。なぜなら、横山新聞舗さんの魅力の根底にあるのは、淀川区で生まれ育った横山社長の淀川区を愛する気持ちだからです。その“淀川区愛”を横山社長自身が語ったら白々しくなる可能性が高まります。絶対に第三者が語らなければいけないと思いました。

では、第三者として語るのは誰がいいか?
スタッフ?お客さん?取引先?地域活動の仲間?

どれも悪くはないのですが、これらの人たちは一定期間の横山社長のことしか知りません。横山社長が生まれてから今に至るまでずっと知っているという人はいません。そんな彼らが語るとすると、薄っぺらくなると思いました。
やはり、横山社長を子供の頃から知っている人でないと、社長の“淀川区愛”を力強く語れないと思ったのです。
そこで思いついたのが、横山新聞舗という法人格に語ってもらうという手法です。擬人化するということです。

横山新聞舗は初代社長が作った会社。40年以上ずっと同じ場所で営業を続ける横山新聞舗は、2代目である横山社長のことを赤ちゃんの時から知っており、さらに町のことも良く知っている。
そういう訳で、“横山新聞舗”が第三者として、横山社長やスタッフについて語るという内容にしました。

あとは、「新聞配達以外に行っている活動」「横山新聞舗の魅力」「淀川区愛」を1つの物語として伝えることにエネルギーを注ぎました。やはり、物語にしないと感情移入してもらえませんし、途中で飽きられますから。

当動画は「1千人の第九」DVDの他、横山社長のFacebookやYouTubeなどでの露出、さらに店頭モニターで動画を流し、お店にやって来た人に観てもらうようにする予定です。

リクルート目的にこちら↓の動画も作りました。

果たして、狙い通りの結果が出るのかは、あと半年〜1年くらい様子を見ないと分かりません。が、1つハッキリと言えることがあります。それは、スタッフさんたちのモチベーションアップには貢献しているということです。自分たちの行っている事が地域のためになっているのだと改めて理解することで、働く意義を感じますし、また、自分の働く姿が動画に映っているわけですから、他人に見られているような感覚が芽生え、意識が高まるのだと思います。

動画の力は強いと改めて感じた次第です。

以上、横山新聞舗PR動画の舞台裏でした。

 

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