2つのプロモーション動画から企画のヒントを得る

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動画制作動画プロモーションを行う時、”どんな動画を作るか?”で悩まれることが多いと思います。これが決まらないと先には進めませんし、企画の段階で汗をかかないと、人の興味を惹くコンテンツは作れません。

企画で悩んだ時はやはり、既存の優れた作品を見ることが大切だと思います。そこからヒントを得ることはよくあることです。(パクリにならないように気を付けなければいけませんが)

そこで今回は、ここ最近発表された動画の中から、筆者がオモシロイと強く思ったものをご紹介します。

スマホの特性を活して話題を呼んだMV企画

一晩で5万再生されたこちらの動画。知っている方も多いのではないでしょうか。新人アイドル「リリカルスクール」のメジャーデビューシングルのミュージックビデオです。まだ観ていないという方は、下の動画をスマホ(出来ればiPhone)でご覧ください。

特徴的なのは、スマホ閲覧に特化したタテ型動画で、普段スマホでよく使うアプリが曲と連動して画面の中を縦横無尽に展開していく内容。まるで自分のスマホがウィルスに侵されたかのような錯覚になります。
斬新な手法とクオリティーの高さで、この動画はあっという間に話題になり、動画公開後、たった一晩で5万回再生されました。新人アイドルのプロモーションビデオですから、沢山の人に観てもらい認知度を上げることが第一優先課題。そういう意味において、この動画プロモーションは大成功したと言えます。

だからと言って「同じ様にスマホ画面に特化して、アプリと連動するような内容にして〜」なんて考えてはいけませんよね。まぁ、マネをしようと思っても、そうそうマネできるクオリティーではありませんし、この手の企画は”最初にやった者勝ち”な傾向が強いですから、よく似た企画の動画を作っても話題になりにくいでしょう。

注目すべきなのは、特定のデバイスに特化した企画という点ではないでしょうか。ハード面に目を向けて企画を考えるというのは、企画を考える時の1つの手法です。
視聴者が使うデバイスだけでなく、撮影で使うデバイスや撮影方法にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

愛情と誇りが溢れている採用動画

徳島県が公開した職員採用プロモーションビデオ「戦う公務員」。県の共通コンセプト「vs東京」を具現化できる優秀な人材の確保の目指して作られた採用動画です。

「公務員=ダサい」というパブリック・イメージを覆し、県庁で働くということは可能性と価値を秘めている。そのことを、ドラマを軸にして、実際に働く職員のインタビューを織り交ぜて作られています。

まず、この採用動画の素晴らしい点は、公務員は地味でダサいというものでは決してなく、あらゆる部署がある超コングロマリット企業なんだ、まるで総合商社のような組織なんだ、という「企画の視点」です。
見方を変えれば違った価値が見えてくる。一見ネガティブなものが、見方を変えるとポジティブに見える。そういう要素を取り入れられたら、おもしろい動画プロモーションを生み出すことができそうですね。

ただし、この動画で1番の魅力、「公務員カッコいい!」と思わせる要素は、決して企画の目の付け所ではありません。動画に出てくる職員の方々からにじみ出ている”愛情と誇り”です。仕事と町に対する”愛情と誇り”が、適度な温度さで伝わってくるからです。

最初に紹介した「リリカルスクール」のプロモーションビデオからも、愛情が伝わってきます。リリカルスクールとスタッフたちの愛情と誇りが滲み出ていると思います。それがなければ、あれだけのハイクオリティーな動画は作れませんから。

採用動画であれ、商品PR動画であれ何であれ、愛情と誇りが溢れていれば、魅力的に見えるってもんです。この点も企画を考える時に忘れないでいたいですね。

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採用動画プロモーション動画
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