自治体PR動画で伝えられる2つの要素

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新潟県南魚沼市の移住者増加を狙ったPR動画。今回はこの動画を観て思ったことをつらつら書きます。

動画のバックボーンが知りたい

私はこの動画を見て「制作にまつわるストーリーが知りたい」と強く思いました。

男女7名のグループが南魚沼市の様々な場所でダンスを披露している内容ですが、その動きは完全に、須藤元気率いるWORLD ORDERのダンス。WORLD ORDERのダンスといえば”緻密に計算されたストーリー展開とチームプレー”が特徴ですが、その特徴を非常に高いレベルでマネてます。
WORLD ORDERが指導役として関わっているのか?そもそも、踊っている7名は誰なのか?南魚沼市の住民なのか?
その辺りのことが凄く気になりました。

動画はあくまでも入り口だと思うべし

ここからは推測で書きますが、恐らく出演している7名は南魚沼市の住民、もしくは、市の職員の方か地元の大学生でしょう。町のPR動画を作るために、WORLD ORDERのダンスを日夜練習して習得したにちがいありません。かなりの時間を費やしたと思います。ダンスがうまくいかず落ち込んだり、筋肉痛で日常生活に支障をきたしたかもしれません。
また、撮影場所はどこにすべきか、喧々諤々と語り合ったのではないかと思います。

もし、そういうエピソードがあるのなら、動画の説明欄に書いておくべきです。さらに、エピソードを詳しくまとめたサイトを別に作り、動画からそのページにリンクを貼って飛べるようにし、説明欄では伝えきれない情報を、写真を織り交ぜながらしっかりと伝えるべきです。
そして、その流れの先に、移住者を募集するメッセージを掲載しておくべきだと思うのです。

バックボーンを知ることで見え方が違ってくる

rice-terraces何も知らずにこの動画を見ても面白いのですが、ハイクオリティなダンスを踊る7名が南魚沼市の住民・市の職員たちで、日夜練習してダンスを身につけたんだということを知ったうえで観ると、動画の面白さが倍増して感じられます。

さらに、制作エピソードを知った場合の方が、動画を誰かにシェアしたくなるはずです。
また、動画の発表をプレスリリースでマスコミに配信した場合でも、制作エピソードがあった方が、メディアに取り上げられる確率がグンと高まるでしょう。

なぜなら、制作エピソードには関係者の”町を思う気持ち・愛”が詰まっているからです。そのことを知った上で動画を観ると、面白さが倍増するからです。

自治体PR動画で伝えられる2つの内容

地方自治のPR動画で伝えるべき内容は、大きく2つに分かれと思います。1つは、観光名所や美味しい食べ物など町の魅力ですよね。

そしてもう1つが郷土愛。今回取り上げた南魚沼市の動画は、この「郷土愛」の部類に入ります。郷土愛を伝えるためには、動画にまつわるエピーソードは欠かせません。どういう経緯で動画を作ろうと思ったのか?誰が出演しているのか?誰が制作に関わっているのか?など、動画のバックボーンをしっかりと伝えることで、郷土愛が視聴者に伝わりやすくなります。

どちらの手法が良いかはケースバイケース。ただ、郷土愛がにじみ出ている動画の方が、話題になりやすいです。もちろん、同時に両方を伝えられるのがベストです。

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