Twitterの動画自動再生は効果があるのか?
動画の自動再生は受け入れられるのか?
先日、動画を自動再生させる新機能をTwitterが発表しましたが、改悪との声が続出しております。
そりゃ、パケットが勝手に消費されてしまう訳ですから、反対のシュプレヒコールが沸き起こるのも当然でしょう。
しかし、あくまでも、”勝手に”パケットが消費されてしまうという所がポイントであって、動画アプリを使いたくないというわけではないはずです。動画アプリのVineやMixchannelは人気ですから。
また、パケットの問題だけでなく、”動画を観る”という能動的な心理で無い時に動画が流れると、PCやスマホ画面の中の情報量が多くなり過ぎてウザい・気が散るという点も、悪評価の大きな理由だと思います。
だから、将来通信費が無料になったとしても、自動再生動画を嫌う人はいなくならないでしょう。
なにわともあれTwitterの拡散力は強力ですから、我々ビジネスマン、特にマーケティング係る人間ならば、この新たな機能の有効な活用法を模索しなければいけませんね。
Twitter動画自動再生で知っておくべき点
まず、課金方法が変わりました。これまではクリックごとの課金でしたが、これからは「動画がタイムラインに100%表示されて3秒経過したら」課金となります。(YouTubeのTrueViewに比べると、課金ポイントが早すぎる…)
あくまでもTwitterの発表になりますが、クリック再生よりも自動再生の方がユーザーからの評価は高く、効果があるとなってます。
自動再生機能のテストを実施した際、Twitter動画がブランドやパートナーのリーチとエンゲージメントを向上させることがわかりました。
この新しい機能をローンチする前に、もちろんTwitter社はいろいろと検証しており、その結果に対して次のように発表しています。
・ユーザーはこの機能に対して好意的な結果を示し、広告主はさらに多くのリーチとエンゲージメントを獲得しました
・従来のクリック再生と比較し、ユーザーの約2.5倍が自動再生を好意的に感じた
・自動再生で動画を視聴したユーザーの動画コンテンツの想起率は14%増加した
・企業にとっては、自動再生の完全視聴数は、クリック再生よりも7倍増加した
ん〜、自分の実感からすると、ちょっと盛り過ぎのように感じます。
が、Twitter、instagramなどのSNSで動画は欠かせなくなって来ていますので、効果を見極めながらも、新しいチャレンジをしていきたいですね。