動画マーケティングに関する統計データまとめ
2016年も欠かせない動画マーケティング
動画元年という言葉が賑わった2014年初頭。それから今日までの2年の間に、動画広告市場は勢い良く伸び続け、動画マーケティングという言葉がメジャーになったと身をもって感じています。
しかし、動画を活用したことのない企業はまだまだあるでしょう。数的には多数派ではないでしょうか。けれど、「今後も動画を使うつもりはなく、これまで考えたこともない」という経営者は非常に少ないことでしょう。
そこで今回は、動画をバリバリ活用している企業、また、動画活用はまだ未体験だという企業も知っておくべき、動画マーケティングに関する統計データをまとめてご紹介します。
このデータを知れば、動画はビジネスに欠かせないものだということを分かって頂けるでしょう。また、統計データを知ることで動画を有効に活用することができますので、自社の事業内容・マーケティング活動に則してご覧頂ければと思います。
(※なお、ここに出て来る数字の中には、数年前に発表されて古いデータも含まれていますので、あくまでも、参考程度にお考えください。)
動画マーケティングに関する統計データ
・Forrester Research社の調査によれば、動画付きのウェブページは動画なしのページに比べて、グーグルの検索結果の1ページ目に50倍も表示されやすくなる。
・Implix社によれば、動画付きの紹介メールは、クリックスルー(注:ハイパーリンクをクリックしてウェブサイトに移動すること)率を96%も増加させる。
・オンライン出版社協会(Online publishers association)によれば、ユーザーの46%が動画広告を見た後、何らかの行動を起こしている。
・Forbes社によれば、経営層の59%が文字を読むよりも、動画を好む。
・Unruly社によれば、動画広告を見た楽しさで、購入意思が97%、ブランド連想が139%ぞれぞれ増加する。
・脳に送られる情報の90%が映像情報であり、映像情報は文字情報に比べ、6万倍もの高速で脳で処理される。(情報元:3MおよびZabisco)
・動画を含むブログは、動画無しのブログに比べ、他のサイトからリンクを貼られる確率が3倍高い。(情報元:SEOmoz)
・オンラインビデオは今や、携帯電話の全通信データ量の50%を占め、ある特定の携帯電話ネットワークでは最大69%も占める。(情報元:Bytemobile Mobile Analytics Report)
・携帯電話およびタブレット端末の買い物客は、ノートパソコンやデスクトップパソコンのユーザーに比べ、3倍も動画を見る傾向にある。(情報元:NPD)
・毎月、10億人を超えるユーザーがYouTubeにアクセスし、ビデオ視聴に40億時間以上も費やしている。(情報元:YouTube)
・Retail Touchpoints社によれば、子供用玩具メーカーのStep2社は、動画を見た客が、動画を見なかった客に比べ、174%も多くの買い物をする傾向にあることを発見した。(情報元:Retail Touchpoints Channel Innovation Awards)
・平均的なユーザーは、動画付きのウェブサイトで88%もより多くの時間を費やす。(情報元:Mist Media)
・オンラインショッピングで購入意思決定をする場合、消費者の52%が、商品の動画を見た方がその購入決定判断により自信が持てる、と述べている。(情報元:Invodo)
・携帯電話のビデオ視聴者の92%が、他人とビデオをシェアしている。(情報元:Invodo)
・動画付きのランディングページは、動画無しの同じページに比べ、コンバージョンが最大800%も増加する。したがって、ウェブサイトの宣伝文句作りに時間を費やすのであれば、ウェブサイトに動画を載せた方がもっと良いかもしれない。(情報元:Orion21)
・動画は、より高い視聴者維持率を実現する。オンラインビデオの1分間に詰まった情報は、180万語の文字に匹敵する。(情報元:Brainshark社)
・動画は、ウェブサイトへの月間来訪者数を2~3倍に、彼らのサイト滞在時間を2倍にそれぞれ増やし、検索エンジンからのアクセス数を157%増加させる。(情報源:Marketing Sherpa)
・動画広告をスマートフォンで視聴した人々は、デスクトップやTVよりも1.4倍ほど多く視聴し、シェアをする傾向も1.8倍ほど高い(情報源:グーグル)
以上、いかがでしたでしょうか?
少し古いデータも混ざったおりますが、動画活用する上で有効な情報となりますので、メモをするなどして保存しておくことをオススメします。