Methods 動画づくりのメソッド

人を惹きつけて共感を生み、
人の心を動かす、
ストーリーの力。

弊社はお客さまの魅力をストーリー仕立てにして伝えることが得意です。魅力、ターゲット、競合、社会背景、掲載メディアなど複数の要素を考慮し、なにを伝えたら感情を揺さぶることができるのか、どのように伝えたら行動に移してもらえるのか。それらをしっかり考え、ストーリーを紡ぎ出します。

  • 目的を
    定める

  • 魅力を
    見つける

  • ストーリー
    で語る

  • 効果的に
    見せる

ストーリーの力

すべてのモノ、こと、人にはストーリーが宿っています。たとえば食パンを説明するとき「最高級の小麦を使っていて、バターの風味が強く、もっちりとした食感が特徴。一斤あたり972キロカロリーで…」と言うとどうでしょう?さほど食パンに興味は湧かないのではないでしょうか?

では、次のように伝えたらどうでしょうか?
「食通たちを魅了する京都の老舗和食店「まやま」の料理長が生み出した食パン。料理長が自身の子どもが誕生したことを機に『毎日、家族で食べたいと思える食パンをつくりたい』という想いから、3年ものあいだトライアンドエラーを繰り返し生まれました。お口に入れるとほのかに京野菜の香りが感じられ、上品な和風だしの風味も広がり…」

いかがでしょう?食パンに対する興味が少なからず強まったのではないでしょうか?
これがストーリーの力です。

動画の目的を定める

まずビジネスでの目的をお聞きし、さまざまな角度から動画の果たすべき目的や役割を見極め、企画を考案。そもそも本当に動画が必要なのかという点から検討します。

お聞きする一例

  • 認知度を上げることが目的?
  • ブランドイメージの向上が目的?
  • 広告として使うもの?
  • サイネージで流すもの?
  • 何を伝えたいか?
  • 何を記憶してもらいたいか?
  • どんな感情を抱いてほしいか?
  • どんなアクションを起こしてほしいか? ……etc.

魅力を見つける

目的を定めることと平行して、テーマの魅力をゼロから詳しく調べあげて事実を明らかにします。そのためにターゲットや社内関係者にインタビューをおこない、何が魅力なのかを見極めます。ここで大切なのはターゲットの年齢、性別、職業、趣味、価値観などを明確にした特定の人物を想定し、その人になりきること。
どのようなシチュエーションでこの動画を見るのか? どんなしあわせを求めているのか? 共感を得るのはどの部分か?テーマが持つストーリーのなかからターゲットが求めるものを見出し、「魅力」を見つけます。

魅力を見つけるための手法

  • ターゲットへのインタビュー

  • 社内関係者へのインタビュー

  • 実績・データ分析

  • 競合分析

  • 社会背景分析

ストーリーで語る

ストーリーを一言でいうと「気持ちを動かす情報のつながり」です。
大切なのは、「どの情報を、どのようにつなげて、どのように伝えれば、ターゲットの気持ちを動かすことができるか?」を見極めること。映像制作25年以上の経験を活かし、最適なストーリーを構築します。

なぜストーリで伝えるといいのか

  • 記憶に残りやすい

    スタンフォード大学Jennifer Asker教授の研究に、事実を並べるよりもストーリーで伝えた方が最大22倍も記憶されやすいというデータがあります。膨大な情報が溢れる現代では価値や価格だけで共感を得ることは難しくなっています。だからこそ今、ストーリーが必要なのです。

  • 共感しやすい

    共感というものは、他人の想い、思考、感情に触れ、自分のそれらと共通する点を見出したときに生まれます。熟考を重ね、想い、思考、感情の背景をつまびらかにできるストーリだからこそ、共感を得ることができるのです。

  • 理解しやすい

    ストーリーがあると複数の情報やメッセージにつながりを持たせて記憶でき、また、自分の生活にあてはめて考えやすくなるため理解が深まります。日本史の勉強で歴史的事実だけを学んでも、当時の情景がイメージできませんが、ストーリーとして学ぶと理解が一気にはかどります。

  • ファンになりやすい

    バングラディシュの貧困問題を解決したいと、アパレルブランド「マザーハウス」を立ち上げた山口絵理子さん。その活躍ぶりはメディアに取り上げられています。彼女の商品を愛用する多くのファンは商品そのものの価値だけでなく、商品を購入することで、山口さんのストーリーに参加できることに価値を感じています。

ストーリーのある動画にするための手法

  • 背景を語る

    商品やサービスの特徴を単純に知らせるのではなく、商品が生まれた背景などを伝えることで情報に血が通います。たとえば、騒音の少なさがウリの掃除機をPRする場合、「夜遅く掃除機をかけることが多いので、音が気になる」「テレワーク中の家族に迷惑をかけたくない」など、開発のきっかけとなったユーザーの意見をストーリーに取り込みます。その上で、この掃除機を使うことで得られるベネフィットや新しく手に入るライフスタイルを語ると、動画を観た人は「自分に関係のある商品」だと感じ、実生活で使っているイメージをしてくれます。

  • 主人公を立てる

    特定の人の目を通して見える世界、体験したこと、抱いた感情を伝えることで、視聴者は感情移入して動画を見てくれるようになります。たとえば、ユニセフのCMは決まって1人の子どもを主人公にした内容になっています。貧困で苦しむ子どもは世界中に3億人以上いると言われていますが、その数の大きさを訴えるのではなく、たった1人にスポットライトを当て、その子どもがどれだけ過酷な状況で生きているかを伝えています。顔の見えない大多数ではなく、顔の見える1人の子どもにフォーカスすることで視聴者の心を打つのです。

  • 変化を描く

    たとえば会社案内動画の場合、会社の現状を伝えるだけでなく、どのように発展してきたの か、今の強みをどのように獲得するに至ったのか、10年後の目指すべき姿などの「変化」 を盛り込むことで、情報の中にストーリーが生まれて興味深く見てもらえます。 ヒーロー物語であるドラゴンボールや、恋愛物語のロミオとジュリエットを見てもわかるかるように、ストーリーには必ず「変化」が存在し、視聴者や読者はそれを楽しんでいるのです。

  • 想いを伝える

    ストーリーを生み出すための手法のなかで1番強力なのが「思いを伝える」です。思いを伝え るということは、主人公は明確で、その思いに至る背景が見え、現在までの変化を自ずと伝えるからです。 ココ・シャネルが一流のブランド力を長年保持して いるのは、「窮屈で重たいドレスから女性たちを開放し、女性はもっとアクティブで自由に生きるべきだ」という創業者ココ・シャネルの想いがブランドイメージとして定着しているからでしょう。 本物の想いは記憶され、 共感され、理解され、そしてファンを生み出すのです。

効果的に見せる

同じ曲でも、ロック、ジャズ、レゲー、テクノなどによってイメージが大きく変わります。同じ脚本でも実写映画とアニメ映画では印象が大きく違います。

テイスト決め

  • バラエティ風? ドキュメンタリー風?
  • 実写?アニメーション?
  • 固定カメラで撮影?ハンディで撮影?
  • テロップはゴシック体? 明朝体?
  • ナレーターは男性? 女性?
  • BGMの曲調は?
  • テンポ感は?

など

御社のストーリーはどのように見せるべきか?
目的から逆算して、もっとも映える演出を施します。

演出例

  • クライマックスの1部を冒頭で見せて、興味を掻き立てる。
  • 謎解き形式・クイズ形式で、情報伝達をエンターテイメント化する。
  • 2つの商品をライバル関係にしてそれぞれの長所を際立たせる。
  • 最後まで興味を持続させるためにランキング形式で発表。
  • 「実験」という切り口で、結末への興味を強める。
  • ストーリーテーラー役のキャラクターを登場させて、客観性を強める。
  • 有名な映画、TV番組、漫画などのパロディーでバラエティ色を強める。
  • リアリティ、躍動感を高めるために敢えてカメラを手ブレさせて撮影する。
  • せつなさや緊張感を極限まで強めるために、そのシーンだけ無音にする。

など

Flow 制作の流れ

  1. ヒアリング・お打ち合わせ(無料)

  2. 正式発注

  3. 企画提案・お見積りご提出(無料)

  4. シナリオ作成

  1. 撮影

  2. 編集・ナレーション(契約内容により変わる)

  3. 映像チェック・修正

  4. 納品

FAQ よくあるご質問

特徴について

どのようなテイストを得意としますか?

ストーリー性を持たせて伝えることが得意です。イメージに近い既存の動画がある場合は、「この動画のテイストで」とリクエストしてください。ご提示の動画以上に満足していただけるける動画をお創りします。

他社との違いは?

「結果を出す動画」にこだわっています。目的から逆算し、動画で何を伝えるべきか、何を感じ取ってもらうべきかを徹底的に考えます。それを具現化するチカラに自信があります。目的から考え、動画を作る意味がないと思うときは、お客さまにその理由をお伝えします。

動画制作について

全国対応していますか?

関西以外の場合は個別にご相談させていただいておりますが、全国どこからのご依頼にも対応しています。 内容を詰める打ち合わせはZoom・メールなどで行っていきます。

納品までの期間はどれくらいですか?

通常、制作期間は2週間~2ヵ月。内容によって大きく異なりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

どんな内容にすべきか、とことん相談にのってくれますか?

時間の許す限り全力で向き合います。お客さまの魅力を洗い出し、それをどう表現すべきか徹底的に考えます。考えることに努力を惜しみません。

社史をまとめた映像を作りたいのですが・・・

企業紹介・会社紹介の映像制作は、TVディレクターの得意とするところです。お客様の歴史・魅力をドラマチックなストーリーにしてお伝えします。また、社員教育ビデオ・研修ビデオもお任せください。

動画の活用方法についての相談も可能ですか?

もちろん可能です。YouTube内での上位表示を狙った動画SEOなど、さまざまな形で動画のご利用法をご提案させていただきます。制作の段階から動画マーケティングを念頭に企画・構成しております。

ご相談・費用について

相談は無料ですか?

はい、無料です。お電話や対面など、お客様のご都合の良い形式で対応いたします。遠方の方は、まずは、メールかお電話でお願いしています。

予算があまりないのですが…

お客様にとってベストなプランをご提供します。柔軟にカスタマイズしますので、お気軽にお問い合わせください。

そもそも外注すべきか自社で制作すべきか悩んでいます・・・

自社で映像制作された方がいいと思った場合は、その通りお伝えします。無駄な発注はさせません。お客さまご自身での制作をサポートするサービスもございますのでお問い合わせください。また、弊社はフルCGの映像制作は苦手ですので、CGを多様した方がよいと思った時は、適切な映像制作会社をご紹介させて頂きます。